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周りの景色を映しこみ放つ、明るい光。

2018.06.05 Tuesday

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    先週、うれしい事が2つ。



    【その1】

    千葉県白井市の菊川工業さんから アルミが届きました。



    周りの景色を映し込み、とろけるような、柔らかな光を放っています。





    これなら、建築家 西沢立衛さんも「いいね!」って、お話くださるのでは。





    奥が前回試作。手前が今回試作。

    奥の試作も、人の手の痕跡が残っていて、味わいがあっていいな。

    と、私は思いますが....







    西沢さん好みは手前でしょうか。









    左に叩いた跡が見えます。これを手加工でひたすら磨いて行くと、右のような質感になるのです。(うっとり.....)



    でも、ソファですから、上にクッションがのります。

    そうしたら、このアルミ面は、ほとんど隠れて見えなくなってしまうのです。









    見えないところにまでエネルギーをついやし、

    テマヒマをかけて美しさを追求するのが【日本ならではの粋】







    日本の建築家・技術者の知恵が集結した

    【アートとしてのソファ】が見えてきたような。





    次は、「これ、欲しい!」という方を探したいです。





    そのためには、英語?フランス語?中国語?日本語?

    どんな言葉で説明をする必要があるのだろう.....









    【その2】

    A BOXの販売元:東京チェンソーズが、クラウドファンディングをスタートしました。ヒノキ材バージョンも作り、東京の山(檜原村)の案内付き。





    都会での生活にお疲れ気味の方、

    少しずつでも自分の日常を美しいものにしていきたい方、

    ぜひ、ご参加ください。

    https://www.makuake.com/project/tokyochainsaws/



    地下足袋を履いた若者が案内してくださいますよ!





    余談ですけれど(いつも余談ばっかりですけれど)

    最近、東京チェンソーズが作ったカタログもいい感じ。



    捨てられる運命の素材を凝視して、 美しく伝える。ちゃんと値段もつけて。



    現代の社会が要求している事を柔軟に取り込んで、新しいビジネスに挑戦する。

    「大変だから。」って、尻込みしてしまう仕事に挑戦する。

    こんな、林業関係者が増えたらいいなぁ。









    鏡面仕上のアルミのように、

    周りの景色を映し込み、

    活動する彼らの動き。

    その動きの連鎖反応で、日本の過疎地域・山間部に穏やかな光が届きますように。





    そう願っています。

    自分たちで作る新しい場所 @古民家(東京都あきる野市)

    2018.05.23 Wednesday

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      昨日は、東京都あきる野市養沢に建つ古民家へ行きました。



      デザイナー・家具職人・建具職人で構成される「あきがわ木工連」

      その事務所が古民家に移転され、新たに木育事業「キトコト60」を開設。





      それを記念して開催された東京FEC研究会に参加しました。



      今後について、あきがわ木工連 代表の佐藤 眞富さん(デザイナー)からお話を伺いしました。







      この古民家を、東京の子どもたちと東京の山をつなぎ、育てる場所として使いたい。





      ロマンと現実と。









      東京FEC研究会の皆さん、あきがわ木工連の皆さん、



      川のせせらぎが聞こえる中での勉強会、気持ち良かったですね!



      天井が高く、薄暗い謎の部屋もある古民家。

      子供たちが、大喜びする姿が目に浮かびます。





      近所にある養沢神社の階段。

      家の目の前を流れる澄んだ川。

      家の中にある大きな神棚(妖怪も住めそう!)





      こんな場所だったら....







      自分たちの生活は、自分たちで作る事ができるんだ。

      誰かに与えられるものでは無くて。







      という事を、たくさんの人が実感できるのではないかな。





      訪れたい人を、どう受け入れて、無理なく運営をされて行くのか。

      興味深々です。勉強させてください。



      今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

      世界のアートを知る小山登美夫さんに聞いてみました。

      2018.05.09 Wednesday

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        昨日は、東京都港区六本木にある小山登美夫ギャラリーに行きました。







        はじめまして 小山さん、



        私の故郷・青森県弘前市出身のスーパースター:奈良美智をプロデュースした小山さん!









        聞いてみたい事が、山盛り。





        ついつい早口で、色々と聞いてしまいました。





        aemonoでは、その素材が持っている何かを最低限の操作で引き出してみたい。



        技術を持つ工場と日本を代表するデザイナー・建築家が知恵を出し合い、しっかりと話し合いを重ねる。



        そして、家具という作品を1点づつ完成させる。



        それを、丁寧に売りたい。







        マーケットは本当にあるのですか?

        売るには、どういう可能性がありますか?



        .........こんな、あまりにオーソドックスな質問に、真摯に答えてくだいました。



        小山さんのお答え:

        マーケットは確かにあります。

        日本より海外の方が売りやすいでしょう。



        どこで発表するかが、一番大事!





        デザインマイアミやパリのKREOというギャラリーが参考になるのでは?

        オーソドックスな手法ですが、ミラノサローネやアートバーゼルに出すなど....









        う〜ん、いろんな本やメディアに書いてある事は、本当だったのですね....









        小山さん、

        昨日は、ありがとうございました。

        私としては、国内で発表したいと考えております。



        海外の方にいらしていただいて、手触りや匂い、羽毛に埋もれる感触、日本ならではの柔らかな光を感じて欲しい。



        日本の、この湿った空気の中をのんびり散歩しながら。



        産業廃棄物をピカピカに磨いて作ったテーブル「OVERRIDE」の素材や、

        東京都檜原村で作った、なんでもない箱「A BOX」

        アルミ板をひたすら叩いて作った「SOFA」の模型を見ていただけて、嬉しかったです。

        パーティクルボード(産業廃棄物)を磨いて作ったこの素材について、

        壁材として、使ったらいいのでは?



        というご助言も、ありがたかったです。開発メンバーに伝えます。

        いわゆる安っぽい素材、ゴミとみなされる素材でも、ピカピカに磨いて薄化粧をすると、こんなに美しく、石のような質感になる。



        わたしは、それを多く人に知っていただきたいな。と、考えております。





        う〜ん、夢は広がりますが.....





        現実は、全社員数3名の設計事務所が主導する仕事。

        果たして、どこまで飛べるのか。



        みんなで知恵を持ち寄って、

        まずは、2020年までの実施計画をキッチリ書いてみます。





        キッチリ書かない事には、誰も叩けませんから.....ね!

















        たくさんのご助言をいただいたので、

        お礼に、ギャラリーで販売しているアートを一つ買ってみたい!

        という気持ちが盛りあがったものの....



        まだまだ 、そんな財力は私たちにはありません。





        その代わりというのも変ですが....



        今度 晴れた日に、小山さんのご実家:小山酒店@人形町に日本酒を買いに行きます。





        今までは、なんとなく買っていた日本酒。

        これを機に、自分の目で、しっかりと選んでみたいな。と、思っています。





        またお会い出来る日を楽しみに。





        今後とも、どうぞよろしくお願い致します。