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山と海、人をつなぐメディアとしてテーブルを。奥能登国際芸術祭公募へ挑戦。

2019.11.01 Friday

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    aemono プロジェクトリーダーの神 梓です。

    すっかりブログをご無沙汰しておりました。スミマセン。

     

    今週は、奥能登国際芸術祭へ公募案を提出しました。

    わたしたちの案は「下見板(したみいた)」を使ったテーブルです。

     

     

    珠洲の街のあちこちで使われている下見板。

     

     

    街の風景を作り出しています。

     

     

     

    昔は、地域の木を地域で使うサイクルが上手く回っていたのですが、

    最近は、建築サイクルの短縮化などの影響で、地域の木が使われる事が減っています。

     

     

     

    そのため、木を板に加工して街へ届けていた製材所は、人々との繋がりが薄らいでいます。

    珠洲の木が使われなければ、山は荒れ、山に繋がる、川、海、里山の豊さが損なわれます。

     

     

     

    この状況を何か少しでも明るい方向へむける方法はないものかと、

    私たちが考えた案は.....

     

     

    製材所の外壁材を取り外し「テーブル」として再構成してはどうか。

     

     

    「テーブル」が山と海、人をつなぐメディアとなり、対話の場が生まれる事で、

    身の回りの資源へのアクセシビリティを改善し、

    珠洲の環境を守るサイクルに人々が目を向ける機会にできるのではないか。

     

     

     

    展示会場となる新出製材所の中には、下見板と地元の珪藻土で作ったスクリーンを吊り下げ、

     

     

    この地で長く製材業を営む親爺さんの話を上映できたらいいのでは。

     

     

     

     

     

    映像制作は、アメリカで映画を学び、2009年に珠洲に移住した今井豊さんが担当して。

     

     

    テーブルの製作は、新出製材の新出利幸さんが担当して。

     

     

     

     

    .....うーん、審査結果の発表は12月。

    どうなるかな、たのしみ。

     

    久々のブログでのご報告でした。

     

    イメージ上のブラザー・型にはめないで成形するSOFA案

    2019.04.23 Tuesday

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      先週、石川県珠洲市の新出製材さんと電話で話していたら、

       

       

       

      新出さんがスケーター・サーファーでもある事が判明。

      そこからサーフボードを作るように、歪んだ木を積層させてソファのシートを作る事ができるのでは?

      と話し合いに....

       

      タタキ案がこちら。

       

      仝玉擇鬘轡潺蠅棒什

      ⊆召辰燭泙淕攅機で3ミリに

      ひもで縛って天然乾燥→自然に歪んだ2次曲面

      は弔鵑脆弔隆屬FRPを充塡→人が座って大丈夫

      ノ愕圓鬟ット

       

       

       

      2017年に試作を発表した、このソファの完成体を目指せるのではないか。

       

       

       

      デザインは建築家の西沢立衛さん。

      イメージの発端は、2016年にオフィス家具メーカーOKAMURAで新しい空間の創出のために製作された「薄い木のパーティション」

      原木を桂むきにして湿ったまま、会場に運び天然乾燥させたそう。

       

       

       

      私たちaemonoでは、この表情・イメージのまま、ソファにする事はできないかと....

       

      2017年には、東京の家具職人の知恵と技術にて試作を完成させました。

       

       

       

      簡易型を作り、プレスにかける事で成形。

       

       

       

       

      試作を経てわかった事。

       

       

       

       

      もっと野蛮なSOFAを作ってみたい。

      型にはめて矯正するやり方ではなく、

      それぞれの個性で、自然に決まる形を追求してみたい。

       

       

      型にはめるやり方でなければ、

      その都度、欲しいカーブや大きさを作る事ができる。

       

       

      弊社SOLOの共有スペースに置くのは、W1200程度の1人がけはどうだろう。

       

      生産地である珠洲に置くのは、長〜いWはどうだろう。

       

       

       

       

       

      地域の木を使って新たな価値を産む議論・金沢→東京→珠洲。

      2019.04.15 Monday

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        金沢の鍋谷秀典さん(石川県産材活性化PJ代表・株式会社 鍋谷木材 代表)より、以下助言をいただきました。

         

         

         

         

        SOLO神様

         

        御世話になっております

         

        2x4材(SPF材)はホームセンターなどでも取り扱いしている安価な外材ですので

        2x4材と地域材とを比較すると単価にしてもイメージにしてもあまり良くないのではないかと思います。

         

        地域材を製材できるところにオリジナリティが出せると思うので

        既製品にはない寸法にすることでそのサイズの意味とか

        そこでしか買えないものになるのではないかと思いますがいかがでしょうか?

         

        鍋谷

         

         

         

        鍋谷さん

        なるほどです。

        既製品には無い寸法で、

        そこでしか買えない材料。

        確かに魅力的ですね。

        何か新出製材、もしくは、珠洲らしい寸法体系ですと、

        物語としても、伝えたくなっちゃいますものね。

         

        うーん、何かないですかね..

        例えば、キリコに使われている、どこかの部材と同寸法とか?

        ここは、新出さんのご意見も伺いたいですね!

         

        神   梓

         

         

         

        以下 新出製材所・新出さんより

        おはようございます。直ぐに2×4材にする訳ではありません。最初に取れる角材に粗挽き製材し、角材をさんずみして、二度挽きの段階で目的の寸法に仕上げていきます。今出て来ている材は主に4寸角、三寸五分角材、三寸角材で粗挽きしています。残りの辺材で貫が二枚くらいとれています。

        主に出てきている材の末口が18〜15僂両径木がほとんどです。そんな感じで最初の工程の製材をしております。

         

         

         

         

         

        そうですね!

        東京で日常的に家具を作る仕事をしてると、納期が短い仕事が多いもので、ついつい急いで色んな事を決めたくなってしまいますが、今回の仕事の舞台は珠洲!珠洲時間にあわせて、思案もイメージも煮詰めていったら良いですね。

         

         

        週末には家族で神奈川県川崎市の日本民家園へ行ってきました。

        そこで、sawmill coffeの参考になりそうな、面白いものを発見しましたよ。

         

         

        炭でお茶を焙煎するための道具。

         

        船頭さんの小屋。

         

         

         

        新出さん、

        ご参考までに送りします。