産業廃棄物を魅力的な素材として、 社会の中で循環させる。
2018.07.23 Monday
暑い毎日が続きますが....
あいかわらず産業廃棄物を素材として、
社会の中で循環させる仕組みを考えています。
今週は、お知らせが3つ。
【その1】ディティール7月号「家具デザイナー 藤森泰司の仕事」が発売されています。
プロローグでは、藤森さんが学生時代に家具にのめり込んだきっかけや、"問いのかたち"そのものを具現化することに意味を見出していた2002年頃の話、
現在は、"道具であること"を常に考え、でもそれにとらわれすぎているのではないか?とも考えてしまうという話などが書かれています。
(家具にのめり込んでしまっている一人として、とても共感しました....)
本の中では、aemonoの商品であるOVERRIDEも紹介されています。
【その2】法人様限定。板だけの販売をスタート!
産業廃棄物を使用して作ったテーブル:OVERRIDEのトップとして使っている板です。
ほんとうは、個人の方へも1枚ずつ販売したいのですが、
まだ体制を整える事ができなくて....
まずは、法人様限定の商品。
名前は、NFP板(ナカダイ・フジモリ・パーティクルボード)
ウレタン染色塗装。
色は3色:白・黒・クリア。
厚みは、18ミリ〜20ミリ。
納期は、2〜3ヶ月。(時期によっては短縮可)
サイズは、オーダーを承ります。
群馬の産業廃棄物処理場:ナカダイに集まるパーティクルボードで製作します。
最終処分場に持っていかれ、粉砕される運命のパーティクルボードを、
「ちょっと、待って。」と100枚ずつ保管していただき、作っていきます。
産業廃棄物なので、集まるサイズはマチマチ。
そのためオーダーサイズによっては、1枚の板で作る事が出来ない場合があります。
その場合は、板を丁寧にはぎ合わせて対応します。
販売価格は、平米30,000円。設計価格もご用意しております。
天板だけでなく、棚板としても活用いただけます。
「こんな使い方はできるの?してみたい!」など、質問がございましたら担当:神(じん)までお気軽にお問い合わせ下さい。
メール:aemono@blog.aemono-shop.com
でんわ:03-6276-4023
【その3】新商品:「額縁」の打ち合わせがスタート!
写真を入れるか。アートを入れるか。ミラーにするか。
日常生活で、無理なく使っていただけますように。
パーティクルボードの、どの面を正面としてフレームとするか。
内側に納まる透明の板は、ガラスにするか。アクリルにするか。
その位置は、どこにするか。フレームの彫り込み深さはいくつにするか。
強度を担保しながら、製作上の合理性も併せ持つ、美しい決め事。
ディティールの検討。
どんな図面が届くのか、やっぱりワクワク....
3つのお知らせでした!