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石川県珠洲市では、木材を天然乾燥させても含水率が20%以下にならない事が判明。

2018.01.05 Friday

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    12月27日・28日に能登半島の先っぽ、石川県珠洲市に行ってきました。

    A BOXの開発について、井戸端会議をするために。



    井戸端会議 その1@海ぎわに建つ製材所



    新出製材所。約40年前に、廃校になった小学校の校舎を解体し、古材を使って建てたそうです。







    その頃は、木材の流通価格も高かったし、大工さんの仕事がたくさんあったから【賃挽き仕事】で儲けさせてもらったよ!

    今は、ホームセンターで安く板を買う事ができるから、この地域でとれる杉の使い道がない。



    国内の製材所は二極化が進んでいて、大規模資本による大型工場か、もしくは家族経営の製材所が生き残るだろうと。

    と、新出さん。





    井戸端会議 その2@珠洲市役所3階会議室

    珠洲市役所が繋いでくださって、珠洲市内の建具屋さん方がお話を聞いてくだいました。

    樋本建具店・樋本政一さん、赤坂建具工芸・赤坂敏昭さん、田保建具店・田保一夫さん、

    珠洲市役所産業振興課・水上昌子さん、上根一洋さん、田端慶子さん、

    石川県地域産材活性化pj・鍋谷秀典さん、新出利幸さん、



    いろいろなお話をうかがう中で、私にとってのキーポイントは、以下の事実です。



    「珠洲市は海沿いなので、木材を天然乾燥させても含水率が20%以下にならない」



    その事により計画案を4つ考える事ができました。



    【あくまで天然乾燥にこだわる場合】

    案A : 珠洲市内で天然乾燥させ、高含水率のまま A BOXを製作。珠洲市〜石川県内だけで使う。

    →現代の家の中はエアコン空調なので、いくら珠洲市内といっても室内は乾燥していてNGか。



    案B : 乾燥の激しい場所での使用にも耐えられるよう、あらかじめ木材の暴れやねじれを考慮した箱の組み方を

    マキシさんにデザインしていただく。高含水率のまま A BOXを製作。全国〜海外へ出荷。

    →意匠的に難しいか。耐久性などのリスクが高いか...



    案C: 2020年の奥能登芸術祭でA BOXを作品のピースとして使っていただく。

    →商品としてA BOX@珠洲を流通させる事は諦める事になるが、身近にある自給できる資源の存在に、

    ARTを通してたくさんの人に気づいていただけたら...



    【人工乾燥機を利用する場合】

    案D : 珠洲市で伐採された木を、隣の市にある人工乾燥機に入れ、含水率を下げてA BOXを製作。全国〜海外へ出荷。



    井戸端会議 その3 @樋本建具店



    う〜ん、どう考えても、これからの国内建具・家具業界は厳しいですよね。



    それでも、やっぱり職人さんと直接お話できて一安心。

    私の仕事は、誠実な仕事をする、いい職人さんに「仕事の船」にのりかかっていただかないと始まらないから。



    井戸端会議 その4 @ 民宿 山中荘

    乗りかかったが最後、

    最後まで、面倒を見てください。どうぞよろしくお願いいたします。



    新出製材所・新出利幸さん、

    石川県の先っぽから、石川県の地域木材の活用を盛り上げましょう。

    まずは、試作を楽しみにしております。

    SOLOへお送りください。着日をお知らせいただけますと幸いです。

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