aemono

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
2425262728  
<< February 2019 >>

産業廃棄物で継続性のある商品を作るには。

2017.01.17 Tuesday

0
    昨日は不動前にある藤森泰司アトリエにてミーティングをしてきました。以前は町工場だった小さなビルの1階。2階にはトラフ建築設計事務所があります。



    議事録。

    【我がボス・大河原からのリクエスト】

    ワークテーブルの脚もナカダイマテリアル(産業廃棄物)で作ることはできませんか?例えば、廃棄物の金物脚を一部改造したり、再メッキしたりして、トーンとマナーだけを決めるような。



    【藤森泰司さんと話し合って出した、今のところの私の結論】

    商品として流通させるものにするためには、テーブルの形が決まっている事が必要。そうでないと、お客さまは選べないから。どんな脚がついてくるかは買ってからのお楽しみ!というのは、家具ではあり得ないと思う。





    いつどんなものが出てくるか分からない産業廃棄物からテーブルを作るために、年数回、藤森さんと私が群馬のナカダイ工場に行って、テーブルを作ることは出来る。けれど、それだと「作家ものの」仕事になってしまう。



    もしくは、ナカダイさんのスタッフに、セレクトして編集作業をしていただく事はあり得るか?答えはおそらくNO.だと思う。モノを作るノウハウを持った人でなければ、セレクトも編集も不可能だから。



    藤森さんと私が群馬のナカダイ工場に行き、テーブル脚に使える素材を選定して、カスタマイズする。それで商品を作り撮影して、リーフレットやWEBページを作る。

    うーん、膨大なエネルギーがかかりますね。「小さな組織の特技持ちよりプロジェクトチーム」が実行するには荷が重すぎます。よって、このやり方だと、継続性が担保できないと思う。



    というわけで、金物脚はやはり新規製作。ナカダイマテリアル(産業廃棄物)でわたしたちが使うのは、ある程度の入荷量が見込めて製作管理のしやすいボード類だけ という結論。





    日本パーカライジング株式会社・篠原三郎さんが送ってくださったサンプルの中では、「リン酸マンガン処理」のテクスチャーが面白いね!と、藤森さん。



    リン酸マンガンもいいけれど、もう少し表情があったら、なおいいかな。こんな溶融亜鉛メッキの黒っぽいのとか....... この椅子も初めは、ビッカビカだったのが、1年もすると落ち着いてこんな風情に。



    脚のパイプは長角パイプではなく、長丸の可能性もあるか?そのRと合わせて、天板の角にRをつけると丁寧な優しい印象?





    おお!このテクスチャーと色のコントラストは品があって素敵.....





    収納棚は、藤森アトリエさんで使ってらっしゃる棚のリ・デザインになります。こちらも、産業廃棄物だけで作ると、板厚が厚く、野暮ったい棚になってしまうので、新規ラワン合板との混構造で作る予定です。





    打ち合わせが進むにつれて、藤森さんもノッテきました。ご自分のデスクからいつものスケッチブックを取りだして。(A3大・方眼トレーシングペーパー)







    ミーティング最後は、今回の打ち合わせを元にスタッフの石井翔さんが図面を描けるよう、ポイントをおさらい。

    藤森さんは来週から海外出張のため、石井さんが土曜までに私に図面を送ってくださるとの事。

    その図を元に、1月23日(月)に部分モックアップを各製作工場さんへ手配します。

    2月8日(水)の中台澄之さん+藤森泰司さんミーティング@青物横丁ナカダイショールームに間に合うように。
    コメント
    コメントする