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国内に200人。レアな職人、茅葺師。ソファの試作をお届けくださいました。

2020.03.03 Tuesday

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    こんにちは。aemono プロジェクトリーダー兼(有)SOLO製作管理担当の 神 梓です。

     

     

     

    昨日は広島より、ソファの試作が届きました。

    デザイン担当:西沢立衛さんからの下記メッセージを元に仕上をして。

     

     

    神さま

    こんにちは西沢です。

    茅や藁でソファやベンチを作るのは賛成ですが、

    その場合は合板なしがよいと思います。

    茅の塊のようなものがよいのではないでしょうか。

    ではよろしくお願いします。

    西沢より

     

     

     

     

    おそるおそる座ってみると.....

    おや....?  ふしぎな感触。ちくちくしない。

     

    屋根をふく、茅や藁のような素材は色々あるそうなのですが、

    今回は「ススキ」を使いました。

    そう、お月見の時に飾る「ススキ」です。

    この「ススキ」が座ると僅かにしなって、ちょっと不思議な座り心地なのです。

     

     

    少し凹んだりもするのですが、

    ススキが凹みすぎたら、

     

    カラスと呼ばれるこの道具で引っ張り出して....

     

    この道具で、押して形を整える。

     

     

    「ガンギ」という道具。もちろん職人の手作り。

     

     

     

    ちょっと、メンテナンスの手間暇はかかるけれど...

    それも楽しんでお使いいただけるのでは?

     

     

    いろんな人に「茅葺の上で、ノビ〜!」を楽しんでいただけたらなぁ。

     

     

     

    今回わかった条件は以下です。

     

     

    デザイン上は、

    ・あまり小さなものはつくれない→W・Dともに800くらいは必要

    ・現場ジョイントでシームレスに作れるので、大きなものは作りやすい

     

     

    使用上は、

    ・屋根の下

     →今回、通常 屋根を施工する時とは、茅を逆に葺いています

      そのため、雨の逃げ場がなく、茅の内部に水が溜まってしまう可能性があります

     (通常の茅葺は、もちろん雨に強いです!)

     

    ・ススキの繊維が少し散らばる可能性があるので、半屋外のような空間が理想的?

    ・家と外の中間領域:土間のような...?

    ・レースやニットのスカートを着ている方は座らない方が良さそう

     

     

    製作上は、

    ・茅葺は、身近にある素材で作るものなので、国内で使う場合は国内の茅を使う。

    ・海外で使う場合は現地の素材を使って、現地で作る?

     

     

     

     

    沖元太一さま

     

    今回は大変お世話になります。

    建築にかかわる職人の中でも国内で200人しか存在しないという茅葺師。

    その、レアな職人技で面白い家具を作ってみたい!

    と思っています。ご面倒おかけしますが、どうぞよろしくお願い致します。

     

    神 梓

     

     

    ご報告は以上です。

     

     

     

     

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