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よくわかんないから、作ってみる。まずは、そこから。

2018.02.26 Monday

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    今日は、ミネルバにて宮本茂紀さんと打ち合わせをしました。



    打ち合わせの最中、何度も携帯電話が鳴り、

    その度にテキパキと明確な指示を出す宮本さん。

    80歳を超えても、みんなに頼りにされる現役の仕事人。サスガです.....





    西沢立衛建築設計事務所さんのリクエストするイメージを、

    いろんな言葉でご説明をしてみましたが、















    「・・・・・・」











    「・・・・・・」













    「・・・よく分かんないから、作ってみましょう。」と。







    菊川工業さんが作ってくださった1/3模型の上に、ミネルバさんでクッションを作ってみましょう。

    という事に。





    この「よく分かんないから、作ってみましょう。」という感覚。

    菊川工業さんも同じでした。



    たくさんの技術・経験を持つ製作サイドでも、

    建築家やデザイナーの持つ「イメージ」は共有しづらいのです。





    言葉や理論をいくら重ねても、分からない部分はある。





    その分からない部分を打ちやぶり、現実に着地させる突破口は、

    【まず、手を動かして作ってみる】なかからしか見つからない訳で....







    なんでもかんでも作ってみる訳ではないけれど。





    ある程度まで理論が詰まったら、作ってみる。







    それが、ものづくりのプロ達のあうんの呼吸。





    西沢立衛さん、東出優子さん、

    1/3模型をみて、いかがですか。





    イメージは正しく具現化されていますか。

    このアルミの模型が原寸サイズになったSOFAは、モノとして魅力的ですか。





    今、お手元にある1/3模型をミネルバの宮本さんへ一旦、お送りください。





    クッション部分の模型が出来上がったタイミングで、打ち合わせをセッティングしたいです。



    よろしくお願い致します。

    脚形状とクッション内部構造について。

    2017.12.25 Monday

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      今日は、SOFAの【脚】と【クッション内部構造】について検討しています。



      まずは【脚】について。

      西沢立衛建築設計事務所 東出優子さん、

      図面を送りくださいましてありがとうございました。

      プロセスの途中段階で図を見せていただけますと、設計の人が何を意図しているのかが、掴みやすくて助かります。



      デザインの意図として、わたしは以下のように解釈しました。



      「座面も脚も、同素材・似た工法で作りたい。」

      「具体的には、アルミ平板5t・板を曲げて作りたい。」





      上記の解釈であっていますか。

      その場合、脚の形状としては下図A・B案がオススメです。



      理由は、いろいろな床に対応するための緩衝材を貼りやすいから。

      きっと、建築設計事務所の人からは、

      「えっ?そんな理由で脚の形状変更?緩衝材なんてどうにでもなるのでは?」

      という意見が飛んでくる気がするのですが.....



      この古典的な問題、実はなかなかに厄介。素直な解決方法は上記くらいしかないのです..



      いただいたオリジナル案のままですと、床が凹んでしまったり、床のフリクを拾って、ソファがガタついたりするのです。そのため、緩衝材を検討するのですが、現状の5ミリアルミ板と相性の良い素材はないのです。



      そのため、A案もしくはB案にしたく。

      脚と床の接地面に厚手のフェルトを貼る事が容易で、そのフェルトが劣化した時にもメンテナンスが楽なのです。

      A・B案を元に、菊川工業さんと詳細の検討をすすめてもよろしいですか。





      そして【クッション内部構造】について。

      先週、再度 ふとんの西川産業さんにお邪魔して相談にのっていただきました。

      商品戦略担当の丹野眞理さんも交えて。



      まず、私の思いつき「羽毛が透けて見えたら綺麗では?」のサンプルとして、下の羽毛布団を見せていただきました。西川産業さんが、とっても軽い布団を作ろうとトライアルした際のもの。確かに透けているのですが、羽毛が潰れて見た目がイマイチ。それに使っているテキスタイルは医療用にも使う極薄の化学繊維。手触りも、うーん。すぐに破れそう....





      そこで新規事業開発部の渡邊浩一郎さんがオススメしてくださったのは、このワタ。



      ファロンという西川産業オリジナルのわた。一般のわたは繊維が分断しているのですが、

      ファロンは、繊維がちぎれずに繋がっているから、弾力性があり「ふんわりパーン!」を実現しやすいそう。





      (むむむ....お値段も羽毛よりワタの方が、圧倒的に手頃でしょうし...)



      ワタもしくは羽毛の下地素材も、西川産業オリジナルのものをいろいろとご提案いただきました。







      西沢立衛さん、東出優子さん、徳野由美子さん、

      アルミのソファの上に乗せるクッションについてイメージ図を1月20日までにいただけますと、嬉しいです。それを元に、私の方で図面を書き、ミネルバ・西川産業両社に試作の依頼をしたいです。

      2月に、みんなでそれに座りながら、あーでもない、こーでもない。顔を合わせてのお打ち合わせができましたら幸いです。



      ご検討をお願い致します。



      またまた余談の思いつきですが...

      せっかく、いろんなクッション材を試す事ができるのですから、西沢さん著書の表紙に写っているカラフルな椅子(大橋さんデザイン・上写真の右側)のように、素材違いのクッションを重ねて、お客が自分好みにカスタマイズして使う。というのはいかがでしょう。

      例えば、廃棄予定のスモールフェザーとか。

      2017.12.13 Wednesday

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        今日はミネルバに打ち合わせに行ってきました。

        前回試作を作ってから、あっという間に半年。



        いつものようにイキナリ本題。



        ふむふむ。

        こんなのをベースに試行錯誤を進めるのが、いいんじゃない? と、宮本さん。



        発泡スチロールのビーズなどは、すぐにへたってしまう。

        ナイロンパイプを細かくカットしたものは、ヘタらないけど重くなる。





        う〜ん、やっぱり羽毛がいいのでは?





        ちょうど、私も今、似ているの開発中ですよ。と。



        これは、オランウータンの寝床が気持ちいいから、そんなのを作りたい!という京都の方々と一緒に開発しているそう。これも表面は羽毛の予定とのこと。



        ゆらゆら揺れてフッカフカ。寝転んでみたら、とっても気持ちいい....



        ウレタン・張地の選び方、縫製はかなり難しい仕事だけれど。

        羽毛はスモールフェザーに絞ると力があっていいかな、と、宮本さん。



        西川産業 渡邊浩一郎さん、鈴木晃一郎さん、

        先日、私がお話した中身が見える【羽毛のクション】ですが、ミネルバにイメージに近いものがありました。



        表面がビニールで裏が布。だから空気を逃してクッションに。



        この表面がビニールでなくて、手触りの良い透明な布だったら最高ですね。



        羽毛の毛が真っ白でないのも、自然で素朴な風合い。素敵!



        例えば、宇都宮にある西川産業の工場からでる廃棄物を使って、クッションを作ることはできますか。



        【廃棄予定のスモールフェザーを使ってクッションを作る。】

        aemonoの趣旨とも上手く合致するのですが....

        難しい相談でしょうか。