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工場さんが動きやすいように、ディティールのスタディをする事は楽しい。

2017.04.18 Tuesday

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    昨日は、群馬県前橋市にある株式会社アリギスさんへ打ち合わせに行ってきました。

    アリギスさんは板金屋さん。最新の大型機械をたくさん保有しています。



    「レーザーカットはネスティングで常時流れているので、板ものに関しては歩留まりは考えなくていいですよ。」と。





    そうか!だから少量多品種の仕事を得意とできるのか。



    藤森アトリエ 藤森泰司さん、石井翔さん、



    アリギスさんでは、0.5ミリ〜16ミリまでの鉄板を曲げることができます。

    アリギスさんで良く使う板厚は、1.2ミリ・1.6ミリ・2.3ミリ・3.2ミリの4種。

    また、メッキ加工するにの暴れが出ないのは2ミリ以上と日本パーカラジングさんからうかがっております。

    よって、ブックスタンドは2.3ミリの鉄板で検討をすすめていただけますと嬉しいです。



    2.3ミリ厚の鉄板を曲げて、溶融亜鉛メッキ+リン酸塩処理しただけのブックエンドは、重厚感もあり、大人のデスク周りを整えるのに役立ちそうだからです。



    それと....毎度のことながら、ディティールに頭を悩ませております。





    下図右の「40×16角パイプと棚板の納まり部分」が、このラックのチャームポイントだと思うのですが、以下2点が悩ましいです。

    ・角パイプの内側に棚板を納めるが、角パイプと棚板の逃げ(クリアランス)をどう見るか。0.5+0.5=1ミリのクリアランスでOKか

    ・角パイプの外からネジ頭が見えてOKとの事ですが、ない方がきれいではないか。(下図左のように、内側から角パイプにビス止めの方が組み付けも楽ではないか。)





    う〜ん、まだ悩み中ですが、コストを把握しながら詳細を決定して行きたいので....



    アリギス 田村さま

    大変申し訳ありませんが、以下2案でお見積をしていただけますか。1週間後の4月25日までにご提出いただけますと助かります。

    ロット:1台/6台/20台/ 30台

    【A案:金物フレームを全て溶接してしまう】



    【B案:角パイプフレームを2パーツ作り、間を8本のスチールロッドパーツでつなぐ】



    詳細は別途メールします。電話にてご説明させてください。



    アリギスのみなさま、

    昨日は朝早くから工場解説をしてくださってありがとうございました。

    左が生産管理部 積算係 係長の田村貴之さん、真ん中が製造部 兼 品質管理部 部長 内山俊幸さん、右が生産管理部 部長の武藤英機さん。



    ハイテクなロボット機械に圧倒されて、肝心な工場内部の写真はあんまり、いい写真がとれなくて残念です....



    最後に、見慣れたナカダイさんの廃棄物分別ラックがあったのでパシャリ。

    地つづきで考える。家具の社会性。産業廃棄物を無理なく使うこと。

    2017.04.10 Monday

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      藤森泰司さま 石井翔さま

      こんにちは。

      シェルフについて、しつこく考えています。





      こんなのは、いかがでしょう?

      「ナカダイマテリアル」を「管理のしやすさ」にフォーカスして編集。



      【ルール】

      ・3枚の水平材は20ミリ厚。同形状。

      ・垂直材は板厚指示しない。(15t,18t,20t,24t,30tいずれか)

      ・側板のおさまりは、棚の輪郭よりもダボの位置を優先させる。



      A案。横に連続で並べると微妙な隙間が発生。



      B案。微妙な隙間を大きくとって片持ち部分を広くしてみました。



      明日14時からのお打ち合わせで、考えをお聞かせいただけますと幸いです。





      中台澄之さま

      なんでもない「田の字の棚」ですが、実はこの棚には藤森泰司さんや彼の師匠・大橋晃朗が長年とり組んできたモチーフとしての歴史があると私は思っています。

      商品を無事に発売し終わった打ち上げの席で、ゆっくりご説明しますね。



      (建築家・坂本一成さんがコピーしてくださった雑誌より)

      下の写真は、70年代にオーディオ専門誌に掲載された大橋晃朗さんのご自宅の棚。

      ラワン合板という当時最も安価な素材を使って、大橋さんや坂本さんがDIYで作り、身近なコミュニティ内で販売していたものです。

       

      商品はOPEN価格で、モノファクトリーとSOLOからの販売となります。

      2017.03.24 Friday

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        昨日はハルナ工芸さんでミーティングをしました。1st試作をみんなで見ながら。



        ジャーン。(写真がイマイチでごめんなさい。)



        (中台澄之さんのコメント)

        見た目と手触りのギャップがスゴイ!

        こんなところまでツルツルに磨くのか......

        マニアック過ぎて、変化率のスゴサが一般の人には分かってもらえないんじゃないか。

        一般の人が見たら、こういう素材が世の中に普通にあるように思われてしまうのではないか。



        磨いたらこんなふうに意外な表情が出てくる素材って他にないのですか?



        (藤森泰司さんとわたしのコメント)

        うーん、家具材として普通に使われているものの中には、ないですねぇ。







        この巾の細いグレーのザラザラの板(メラミン・バッカーの端材)をピッカピカに研磨して、オイルを染み込ませると、こんな黒い濡れ色になるのです。端材それぞれの表面のテクスチヤーが微妙に違って、とってもいい風合いになるのです。



        ナカダイさんでの端材を管理するプログラム的にも、よ〜し!





        天板の塗装は薄塗りにして素材感をころさないようにしよう。



        メッキ脚の色は2色展開。

        天板の仕様は5パターン。バッカーが貼ってあるものとないもの。

        貼ってないものはウレタン染色塗装つや消し。クリア・白・黒・グレー



        天板の反りの心配をしたくないので、パーティクルボードでの幕板製作を変更。

        下図のように脚をつなぐ「ロの字」を金物で作り、その上に天板を乗せるしくみに。



        ハルナ工芸 植杉さま

        以下2つお願いいたします。

        ・「ウレタンクリアでコーティングされたパーティクルボードとバッカーの密着性」の検証。ある程度の大きさで実験したいですね。

        ・金物の再見積。上記図をご参照ください。

        ・一度に発注する量がまとまると、スケールメリットは生じますでしょうか。黒岩さんに相談していただけますか。



        シェルフについては......



        う〜ん、イマイチ。という結論。製作の精度が云々ではなくデザインとプログラムの問題。

        【シェルフについての議事録】

        ・製作コストを落とす工夫をしたい

        ・垂直材の板厚をランダムに使う。方立板・側板、どこに30t,15t,20tがくるかは職人さんにお任せ

        ・天板勝ち

        ・組み方はダボ組

        ・天板に白は使わない

        ・穴あけ、台輪はオプションサービス

        ・板の状態でオイル塗装してしまってからの組み付け







        竹形さんへ

        これまでの家具業界では「隠すのが当たり前」の素材をピッカピカに磨きあげて作っています。この商品の魅力の伝わり方は、「なんだ?この素敵なテーブル」→「へえ、産業廃棄物から出来てるんだぁ。しかも群馬の小さな工場ご近所さん連携プレーで出来てるんだぁ。ヘェ〜。」という順番にしたいです。



        中台澄之さん、

        OPEN価格でモノファクトリーからの販売としてくださること、

        青物横丁のショールームにテーブルを2種類置いてくださり、いろんな人に見ていただく場を作ってくださること、本当にありがたいです。

        なきそうに嬉しいです!

        どうぞよろしくお願いもうし上げます。