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アルミを叩いて、SOFAを作る?

2017.09.19 Tuesday

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    昨日は、有楽町駅のすぐそば「塚本素山ビル」に行ってきました。

    渋くてわたし好みのビル。



    地下には、有名なお寿司屋さん「すきやばし次郎」

    7階には、一般社団法人 日本アルミニウム協会があります。



    はじめまして。こんにちは!

    日本アルミニウム協会 大瀧光弘さん、泉正史さん、





    いつものように、いきなり本題。

    余談ばかりの私の質問攻めに、ひとつひとつ丁寧に答えて下さいました。







    西沢立衛建築事務所  西沢さん、東出さん、徳野さんへ



    以下議事録+私の考えです。

    ・国内で、アルミ板を図面形状に加工出来る工場はたくさん存在する

    ・けれど、aemono projectの趣旨である「量産を目指さない」かつ「無理のない継続したビジネス」として、一緒にお仕事をしてくださる工場は、とても限られる

    ・やはり、特注でアートの製作実績が豊富な金属加工工場が妥当なのか

    ・一から手加工のみで叩いて作るのは、手間が、かかりすぎて、コストが合わないだろう

    ・私が作りたいソファは作家が作る美術・工芸品ではないのです。

    ・合理性を追求する日本の工場で働く普通の職人が、「なるほどね!これならちょうどいい塩梅。しかも、いい味してるね。」という製品。

    ・上記を、西沢事務所さんがリクエストする「きれいすぎないモノ」と合致させる事が出来るような気がしております。

    ・具体的には、製作工程としては以下が良いだろうと予想しております。

    ・,△訥度まで機械で曲げ?その後に手加工で叩き緩やかな3次曲面を作るグラインダーで研磨

    ・曲げる方法としては、下図左のようにヤゲンをあてていく方法と、右のようにロールにあてていく方法とがあります。



    ・アルミの素材については、一般的・汎用性の高い1100が良さそう。





    それと....今日はじめて知って、ビックリした事があります。

    アルミの板って、下図のような50cm程度のアルミの塊を、ひたすらローラーで押しつぶして、薄い板にするのだそうです。



    わたし、知りませんでした...



    なんだか、すごい事になっていたのですね。

    こういう設備を持っている大手が国内には5社。

    板ものは、UACJと神戸製鋼がシェアのほとんどを占めているそう。

    なので、アルミを叩いて SOFAを作った場合は、もれなく、UACJか神戸製鋼で作られた板を使う事になりそう。

    うーん、夢は広がります.....



    大瀧さん、泉さん、

    昨日は、ありがとうございました。

    日本の工場が持つ素晴らしい技術を、わたし達らしく素朴に丁寧に磨いたら、職人もデザイナーも納得する商品が出来るだろうと思っています。値段も納得感のあるものにできたら、よろこんで販売してくださる方も、みつかるはずです。

    まずは、教えていただいた墨田区と山口県の加工メーカーさんに問い合わせをしてみます。

    また道に迷う事がありましたら、ご相談させてください。

    よろしくお願い致します。

    ヒノキの圧密加工・成形合板でソファをつくる?

    2017.03.09 Thursday

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      おとといは、西沢立衛建築設計事務所の東出優子さん・天童木工の永坂英樹さん・松橋孝之さんとミーティングをしました。港区浜松町にある天童木工ショールームにて。



      東出さんから、うかがったこと。

      ・脚の素材は、金物ではなく木が良い。

      ・ここ最近の仕事でヒノキを使う事が多く、西沢さんは最近 ヒノキに関心が高い。

      ・↑例えば、オカムラへ提案したヒノキをかつらむきにしたパーティションや、京都のお仕事で作った椅子

      ・ヒノキで椅子を作った際は、脚部はヒノキでは強度が出ないから、違う木を使った。


       

       



      ヒノキだと、世界で唯一の技術である針葉樹・厚密加工のPRも出来て、天童木工さんにとっても良いことを作れる気がします。だから私としては、ヒノキでチャレンジしてみたい。



      東出さん、

      例えば、こんなのはどうでしょう?



      【シート部分の作り方】

      1 .東京の森から採れるヒノキの原木を3ミリのかつらむきにする。

      2. 2000 ×1000強の大きさの板を3ミリから1.5ミリに圧密加工・乾燥させる

      3.出来上がった単板10枚を重ねて成形する

      4.3DNCでソファの輪郭(フリーハンド)をカットする



      どうして東京産のヒノキが良いかと言いますと、東京ですと私が打ち合わせや撮影に行きやすいからです。

      脚の形状については、図面ではひとまず下図A で書いていますが、Bですと畳の上に置いても跡が付きづらく、ソファ本体を動かす時に、少しの移動だったら押して動かせるので便利かな。と思いました。



      こんなふう。





      永坂さん、松橋さん、

      素材がヒノキでOKの場合、原木かつらむきをお願いする素材メーカーさんはどこにお願いしましょうか。また追って、ご相談させてください。






      成形合板の作り方をMOVIEで勉強中の東出さん。家具の作りって、建築と似ているようでかなり違う。面白いですよね!

      「理にかなって美しい」成形合板用の脚をデザインしてください。

      2017.02.01 Wednesday

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        昨日 天童木工の松橋さんから成形合板の最大加工サイズについてご連絡をいただきました。プレスに入る治具が2000×1000なので、そこから100マイナスして、おおよそ1900×900のソファだったら作れそうです。



        ミジカテの1000→900を基準に考えると、この図面を90%に縮小した形だったら、

        天童木工さんで成形可能。Rは緩やかなので、この程度のRであれば製作問題なしとのこと。





        西沢立衛建築設計事務所

        西沢さま 東出さま 徳野さま 松井さま

        天童木工さんで、素材=ストラクチャー 彫刻的な美しいソファを作れそうです。具体的な検討に入りたいと考えております。以下をお願いできますか?

        ・シート部分の3D形状は、写真(上の図)を参考に天童木工さんの見立てでCGをおこしていただき、それをもとに一度、概算をいただくのが良いかと思っています。

        ・脚部については「巨大な成形合板シート用」に西沢さんにデザインをしていただだきたいです。



        わたしにとって成形合板シートにつく「理にかなった美しい脚」は、

        プルーベのこんなのだったり、



        こんなのだったり、します。



        西沢さんにとって「理にかなって美しい脚」をスケッチもしくは図面でいただけますと嬉しいです。



        ご参考までにですが、天童木工の「コマ入れ成形」は理にかなって美しいオリジナルの技術だな。と思っております。



        無垢材のコマと成形合板を組み合わせて成形する「コマ入れ」1960年代に開発され、当時はテニスラケットの構造にも応用されたそうです。