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薄い木を重ねてソファを作る可能性。

2017.01.18 Wednesday

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    年明けから西沢立衛さんのソファを木で作る可能性をいろいろと当たっています。

    【まずは、木を薄くスライスしたものを重ねて作れないか案の検討】



    その1.北海道芦別市に本社がある滝沢ベニヤの滝澤智久さんにおたずね。

    「原木をカツラ剥きしてしてお渡しする事はできますが、成形に関しては......」





    その2.うす〜い木と言ったら突板(つきいた)のホクサン。坪井聖美さんと福田和広さんにおたずね。



    うーん、難しいですね....やっぱり成形合板では?天童木工のショールームが浜松町にありますよ。ナミナミの形の長〜いベンチが天童木工さんにありますよ。と、ご助言いただきました。



    (思いっきり逆光の写真でスミマセン....)



    その3.天童木工ショールームをご案内してくださった千葉崇博さん。・・・・・おや?可能性ゼロではなさそう。





    そうそう、このナミナミベンチです。ホクサンの坪井さんが教えてくださったのは。







    いきなり怒涛のご説明をしてすみませんでした。お話を聞いてくださったのは村川知広さん。「図面をお送りいただけましたら、製作の方に問い合わせしてみますよ。」と。

    ありがとうございます!!

    来週25日のミーティングを楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします。

    イメージ上のブラザーを生もう。

    2016.12.27 Tuesday

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      昨日は西沢立衛建築設計事務所に打ち合わせに行きました。

      西沢さんのお話は、おそろしい博学に裏打ちされた抽象論と具象論を行ったり来たり。その上、スピードが速いので、1時間半お話した帰り道は、お腹いっぱいで頭がクラクラします。



      わたしには消化しづらい抽象論を具体的な比喩をたくさん上げて、ご説明してくださいました。





      西沢さんが作りたいソファとは、

      ・ハリボテではなく、素材=ストラクチャーであるもの

      ・(家具としてより)物体として魅力があるもの

      ・彫刻的な側面があるもの

      ・アルミと木で

      アルミと木、一緒に発表しなくていいですよ。ふたつめは、10年後でもいい。それぞれの形が違っているのがいい。スタッフの徳野さんが作ったものと東出さんが作った模型では違うものが出来るように、ひとつづつ、違うものがいい。





      「イメージ上、ブラザーであれば」





      連続性があって、概念として同じであれば。



      どんな料理人が作ったとしても、アラビアータの概念は現出して残る。箱に入っている人参が全く同じ形状だったら、それはもはや人参ではないでしょう?と。



      なるほど。やっと、分かってきました。



      本体の形状については、

      (わたしが1年前に西沢さんにお願いした依頼に応えて、)

      ・重みがあって、人をつつみこむ包容力のある形

      ・人間が体を動かせる自由がある形



      クッション性については、子供が埋没するくらい、フカフカなものをこれから検討したいとの事。





      打ち合わせの最後に、aemono project の統一コンセプトをお話したところ、

      前半部分はOK.後半はNGとの事。



      コンセプトの前半部分をご紹介しますと、



      一度に大量生産出来ない商品家具を創って残していきます。そのために、少人数のものづくりのプロが本音で話し合い、和え物のようにじっくりと思考を重ね合わせます。





      と、ここまではOK.





      その後に続く言葉 .......

      イメージの豊かさ・固有性の伝わるキーワード.......



      「ひとつひとつ表情の違う家具」というのは、いかがかな。

      次回ミーティングの時にご意見をお伺いしてみようと思います。





      撮影に使っている私のi phoneのシャッター音が大きすぎると爆笑する東出さんと西沢さん。年末のお忙しい時期にミーティングをありがとうございました。今年は大変お世話になりました。2017年も、よろしくお願いいたします。

      スバリ寸法いくつにしますか?

      2016.12.10 Saturday

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        昨日は、オーシャンビートル 野崎さんに案内していただいて、埼玉県川口のアルミ鋳物工場を見学してきました。



        ここは日本の工場か?と思うような、バラックの外観にビックリ。





        中では、アルミ鋳物一筋43年の親父さんと30年目の息子さんがおふたり、淡々と気持ちよさそうに働いていました。

        アルミの砂型成形。本当に、ただの細かな砂を型にアルミの成形をしていて驚きました。





        アルミのインゴットを問屋さんから購入して、この釜で溶かして、700度の液体アルミを砂型に流し込む。



        流しこむ作業を「湯入れ」というそうです。



        アルミ鋳物に使う原材料インゴットは、リサイクル再生アルミ。

        バージン材はパイプや板、棒に加工され、その端材を溶かして固めた再生材を使います。







        砂の型に流し込んで自然に冷えるのを待って形ができるから、鋳物成形はエッジが丸くて、なんだか暖かみがある形状になります。だんだんと西沢さんソファのイメージが掴めてきた気がします。





        湯入れをする穴と蒸気を逃がす穴。

        毎日、午前中に砂の下拵えをして、午後から湯入れをするそうです。次回は午後にお邪魔して、湯入れする様子を見てみたいです。





        オーシャンビートル・野崎さん、ありがとうございました。百聞は一見に如かず。長年憧れていた鋳物成形の見学ができて嬉しかったです。

        お仕事を無事にすすめて、「すばり寸法いくつにしますか?」と言ってみたいです。

        *覚えたて鋳物成形・職人ことば

        すばる=液体アルミが個体化する時に縮むこと