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普段、隠してしまっている素材を浮上させる

2016.10.21 Friday

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    昨日はナカダイの中台澄之さん、家具デザイナーの藤森泰司さんと打ち合わせをしました。

     


    先週 AXIS GALLERYで開催していた「人づくりプロジェクト展2016 あたらしいケシキ」(株式会社 丹青社)の感想・雑談から、商品開発のアイディア出し。



    「メラミンのバッカー材っていいよね。」



    家具屋である私には見慣れた身近な素材。

    藤森泰司さんが何年も前から愛してやまず、研究を続けている素材。



    藤森泰司さんの特技は、一般的に「安っぽい」と、みなされている素材をピッカピカに磨いて、そのもの自体が持つ素直な魅力を引き出すこと。

    例えば、ラワン合板。MDF。パーティクルボード。





    バッカー材をはじめて凝視した中台澄之さん、

    「こんなの、うちにたくさん入ってくるよ」





    そこから、この素材の成分の話。埋め立て処分しなければならない産業廃棄物の話。日本の埋め立て処分場がひっ迫しており、あと20年もたないだろうという話。

    深くて難しい産業廃棄物業界の現況の一端をうかがう事が出来ました。

    それにしても藤森泰司さんと中台澄之さん。

    打ち合せ内容の密度の濃さ、迷いのなさ、リラックスした雑談をしながら、仕事内容をグイグイ決めていく力強さ。勉強になります。





    「普段、隠してしまっている素材を浮上させる」をコンセプトに開発を進めてみようと思います。



    どんなものができるのか。楽しみです。

    なんてことのない、 台のようなベンチ を商品に。

    2016.10.20 Thursday

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      昨日「BENCH 2016」のリーフレット・DMをデザイナーである坂本一成さんに見ていただきました。世田谷区梅ヶ丘にある アトリエ・アンド・アイ坂本一成研究室にて。

      「なんてことのない、台のようなベンチ」

      商品として、地味すぎやしないか。

      果たして、売れるのか。

      ・・・(そんな声がどこかから聞こえてきそうですが)

      こういう、なんてことのないのベンチは世の中に案外なくて、だから、こういうベンチを商品にしたら、建築設計事務所の方に喜んでいただけるのではないか。と考えたのです。

      私が一昨年まで在籍していた家具製作会社イノウエインダストリィズで特注で作っていたものを商品に。

      身近な人としっかり話をして、間にいろんな人が入らなければ、意思伝達もスムーズですし、コストも嵩張らないはず。

      そういう商品を一つずつ増やしていく事が出来たら、マイペースに働く事が出来る。

      自分が納得できる気持ちのいい小さなビジネスができるのではないか。

      そう考えたのです。





      はじめは、ごく単純に。





      写真は、少し緊張気味の我が社代表:大河原慎史と建築家・坂本一成さんです。









      坂本さんは、40年以上前からアアルト・モーゲンセン・ウェグナーなど北欧デザインの家具を使っていらっしゃるそうです。模型製作・打ち合わせ用デスクの椅子は古いアアルトのものでした。









      9月にLIXIL出版から発売された坂本さんの作品集にサインをしていただきました。

      青山ブックセンターでの出版記念トークイベントは面白かったです。建築家・坂本一成さんとアートデイレクター服部一成さん、イラストレーターqpさんの意外なとりあわせ。

      編集者・長島明夫さんの坂本さんへの愛が感じられました。坂本一成さんは建築を専門にしている人の中にコアなファンがいます。海外でも。特にドイツやスイス人建築家に人気があるのはなぜだろう。。。