aemono

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>

アブナイ橋を渡るところでした。

2016.12.02 Friday

0

    おととい、ミネルバの宮本茂紀さんに相談してきました。

    東京の森から採れる広葉樹でマキシさんデザインの椅子を作ることについて。

    やっぱり、問題は製材技術とのこと。

    東京の森には、沖倉製材所さんや浜中材木店さんなど技術を持っているところはあるのですが、普段多く扱っているのは針葉樹。大工さん向けの製材技術はバッチリあります。針葉樹だったら、家具屋が求めるレベルにも対応してくださいそうです。



    でも、広葉樹は現時点では無理があるでしょう。



    採れる数が少ない広葉樹を製材するノウハウは、これまで必要性がなかったら東京には蓄積されていません。

    家具屋が求めるレベルにおいて。



    家具屋は少ししか買わないくせに、うるさい事を言う面倒くさい人種なのです。(ごめんなさい)



    広葉樹は曲がりがあって、まっすぐな材を採れる量が少ない。一部分のまっすぐな材を厳選して、採って、残りの端材をたくさん出す。

    そうすると、ものすごく高価な家具になってしまう。

    それは、地域産材を有効活用して地域を潤すことには、ならないでしょう。

    でも、東京の広葉樹の利用方法が燃料用が主。というのはもったいない。



    という訳で、いまのところの結論。



    東京の広葉樹は、小物やオモチャに活用。残りは美味しいピザを焼く燃料に。



    いかがかな?





    ヤンバル(沖縄)の木の木目って個性的で面白いですよね。

     




    そうそう、こんな風に、節があるから、そこをよけて材料取りしたりね。手間がかかるんだよ。イタジイなんかは狂っても差支えない木だよね。ガタガタしても馴染みやすいから。

     

     

     

    実現なるか。サプライチェーンマネジメント。

    2016.11.16 Wednesday

    0

      昨日、檜原村・田中林業15代目の 田中惣一さんとミーティングをしてきました。

      東京産の堅木(カタギ)が欲しくて。

      家具屋はカタギと呼びますが、一般的には広葉樹。

      田中さんのおじいさんが燃料用にと植えたカタギを今回、使わせていただく事にしました。マキシさんの椅子用には、樹齢30歳くらいの20センチ径のものが良かろうと。

      全て芯もちで使用。

      わりに細かい部分が気になってしまうので聞いてみました。

      「20センチ径って、どこを基準に?」

      田中さんのお答えは、

      「ジギワから120センチ上がったとこのケイ。キョウコウチョッケイ」

      =「地際から120センチ上がったとこの径。胸高直径」

      なるほど〜。面白い!山仕事の専門用語っていいですね。興味が湧きます。



      田中林業さんから原木を仕入れて、沖倉製材所さんで製材していただき、都内の家具工場で製作していただいたら、オールメイドイン・トーキョーの椅子ができます。




      実現なるか!? 小さく顔が見える距離でのサプライチェーンマネジメント。





      田中惣一さんは、地元・檜原小のご出身。檜原小は現在、田中さんが通っていたころの4分の1の児童数。数は少なくてもきっと元気だろうなぁ、檜原小のこども達。







      田中さんは、世田谷区にある東京農大で林業を勉強。小学校方から大学までバレーボール部。確かに、スパイク決めそう。。。







      こんなお家で育ったなんて、うらやましい。







      ここで、イベントなどをするのかな。

       

      沖縄で家具を作る。東京で家具を作る。その次は。。。

      2016.10.22 Saturday

      0

        真喜志奈美というデザイナーがいます。

        マキシナミ。苗字がマキシさんで名前がナミさん。

        沖縄で生まれて、東京とベルリンの美術大学でデザインと彫刻を勉強して、ベルリン・ソウル・東京を中心にお仕事をしています。

        わたしは、マキシさんの作るアノニマスでストイックな家具に憧れています。

        単にシンプルなのとは違う。マキシさんならではのフォルムに対する美意識。ほんの少しの差異。

        このプロジェクトをスタートした頃に、マキシさんがご自身で開発を進めていた「沖縄の木を使って沖縄の職人さんに作ってもらう椅子」のお話を聞きました。



        「aemono projectの商品も、それがいいかな。」

        と、青山のカフェで2人、あっさり開発内容決定。



        沖縄ではこれまで家具の材料は他県から仕入れていました。



        「そこに生えている沖縄の木を使って、家具を作れないか。」



        そこまで原始的にマキシさんが考えたかはわかりませんが、



        私はそれを「地産地消のスモールビジネス」として捉え、東京の木・職人さんとも一緒に作って売ってみたい。そう、マキシさんにお願いしてみたのです。商品家具の製作・開発を沖縄の職人さんやマキシさん方だけでやるよりも、東京の職人や製材所の意見も取り入れた方が、商品としての強度も増すと思いますし。。。



        マキシさん、もちろん あっさり OK.



        沖縄では、家具職人さんが一人で製作します。彼の他のお仕事との兼ね合いもあるので、製作する台数は、ひと月 5台くらいを予定しております。

        さて、これから、東京の森のどんな人とお仕事をご一緒していくのか楽しみです。

        ワクワク。

        写真は、沖縄のオフィスで働く真喜志奈美さんと桶田千夏子さん。座っている人がマキシさんです。

        もうひとり、東京・月島で働く竹島(溝口)智子さんとの3人でLUFTというデザインチームは活動しています。バラバラだったり、一緒だったり、素敵な距離感で協働する3人です。